私が参入した2017年、この年の暗号通貨はバブルでした。
代表格ビットコインは1日で20万円上昇なんて普通にあった。アルトはもっと酷く?て認知度の低いコインでも何かひとつトピックが界隈で拡散されるとあっというまにテンバガー、1週間で50倍達成とか、今では信じられないだろうけど。
たまたまそんなコインを持っていた人はまさに億り人だったんですよねー。そう、2017年は暗号通貨を保有するだけで儲かった年でした。
【2020年2月11日追記】
この記事では暗号資産のマージン取引(=レバレッジ取引)を推奨するコメントを記載していますが、撤回します。投資はリスクがありマージン取引だとそれは数倍に膨らむ。更にその対象が値動きの激しい暗号資産、一瞬で資産を失う可能性もある。あなたの大切なお金ですのでご自身の判断で取り組んで下さい。
それでも暗号資産に投資したいなら正統派のBitcoinCash(BCH)、2018年11月にそのBCHからハードフォークで誕生したBitcoinSV(BSV)をゆとり資金で現物を保有することをお勧めします。この2つは実際に使われていて開発も着実に進んでいる。近い将来需要が高まり価格も今のままではないでしょう。
暗号通貨バブルは二度と来ない
繰り返しますが2017年から2018年1月までの暗号通貨市場は疑いようのないバブルです。2018年3月まで落ち込みが顕著だったにも関わらずバブル再来を信じて、というか誰もバブルだとは疑わず価格は調整段階でまた上がると言っていた。
ところが夏を過ぎて暗号通貨市場の縮小傾向が顕著となり資産時価の減少を嘆く人が多くなった。ICOで手に入れたコインは上場しても投資額に届くことなく下落する。皆が以前との違和感を持っていた筈。
そして2018年11月、暫く続いていた緩やかなエッジが突然崩れた。当時70万円台でうろうろしていたビットコインの価格は一気に30万円台へ。
テクニカル分析を得意とするSNSのインフルエンサーの多くが「チャートではもう上にしか行くところがない」と言ってました。暗号通貨に関わる連中みんな2017年はバブルだったことを認めたくなかったんですよ。
しかしこの11月の下落で2017年の暗号通貨がバブルだったことを皆が確信。
2017年のようにポンポンと価格は上がらないこと、更にはもっと値が下がる可能性を認識した。それを象徴する如く暗号通貨に血気盛んだった古参アカウントがツイッターから消えてった。相当なお金を溶かしたんでしょう。。
断言します、暗号通貨に2017年のようなバブルは2度ときません。
暗号通貨の現物主義はリスクしかない
ブロックチェーンは素晴らしい技術です。ただブロックチェーン上のサービスを稼働させる燃料の暗号通貨に実体は存在しません。株式なら資本金、純資産を礎とした企業が裏付けとしてあるけど暗号通貨には何もないんです。
おまけに暗号通貨市場にはルール、レギュレーションがない。一時90兆円の市場規模まで拡大したものの法整備が整っていないんです。日本では金融庁が環境整備に動いていますが世界的にみてもまだまだ未熟で無法な市場には変わりありません。
将来価格が上がると信じて長期に渡り暗号通貨の現物を保有するのはリスクが大きいんです。
【2020年2月11日追記】
暗号資産に限らず投資はリスクがあります。現物であろうがマージン取引であろうが投資にはリスクが存在します。
暗号通貨のボラティリティは魅力的
暗号通貨を見限るのではありません、投資対象と割り切るのです。マージン取引です。
暗号通貨のボラティリティは株やFX、CFDなどと比較して半端なく激しい。これは投資対象としては非常においしい利点で当然リスクもありますが読めた時の収益は「別格」です。
現在の暗号通貨市場で現物の長期保有はリスクがあるけどマージン取引の対象としてみれば十分に魅力的なんですね。
2019年、暗号通貨はマージン取引で関わろう
2019年、暗号通貨はマージン取引(=信用取引)をお勧めします。
ポジションを持たなければ現物のようにいつも価格が気になることもありませんし一方で自分が勝負できるタイミングで注文を出せばいいのです。ロング、ショートを駆使しそのボラティリティの恩恵を享受することを目標としましょう。
ブロックチェーン技術は革新的で世の中をもっと便利にする筈です。それが評価され暗号通貨の市場価値は2017年規模まで戻ると思っています。ただ何年先なのかは分かりません。
2017年ほど価格が上がらないという理由だけで折角勉強して調べて触れた暗号通貨市場から離れてしまうのも寂しい限り。今年はマージン取引で暗号通貨を身近応援してやりましょう。