SmartBCHのDappを利用するにはSEP20のBCH(=SmartBCH上でのBCH規格)をSmartBCHネットワークに接続可能なウォレットにデポジットする。以下はMetaMaskウォレット(Dappブラウザ)へのSEP20BCH入金例。
1.MataMaskをPCまたはアプリにインストール、SmartBCHウォレットを作成する
ブラウザではChrome,Edge,Firefox,Braveの拡張機能に対応、スマホだとアプリをインストールする。MetaMaskはデフォルトでETHネットワークしか接続できないので以下のパラメータを入力しSmartBCHネットワークを追加する。
・ネットワーク名:SmartBCH
・新規 RPC URL:https://smartbch.fountainhead.cash/mainnet
・チェーンID:10000
2.BCHをメタマスクのSmartBCHウォレットに送金する
SmartBCHウォレットが作成できたらDappを活用するためのBCH(もちろんSEP20)を入金する。
2-1.CEX(集中型取引所)を経由
SmartBCHとのブリッジ機能を発揮するCEXはCoinFLEX:https://coinflex.com/とCoinW:https://www.coinw.ai/が存在する(※2021年11月28日時点)。既にBCHを保有している前提なのでもし保有していなければ日本国内取引所で入手する。手数料の安いGMOコインがベター。
2-2.ローカルのウォレットから直接送金可能なブリッジ
CEXを経由する以外にウォレットから直接SEP20へ送金できるブリッジDApp(これらのクロスチェーンブリッジのことをSmartBCHでは『SHA-Gate』と呼ぶ)も登場している。
・BCHCC https://bchcc.cash/ (現在メンテナンス中)
・hop.cash https://hop.cash/
使い方はSatoshi's AngelsのCindy(@crypto_cindy)さんのBCHCCを利用している動画がわかりやすい。
上記のCEXを経由する場合と直接ブリッジを使う場合どちらでもSmartBCHとの接続になるので当然ながらMetaMaskがSmartBCHに接続された状態でブラウザをひらく(※smartBCHはDappブラウザでアクセスする!)。
3.MetaMaskへのSEP20BCHの入金が完了すれば準備完了
あとはPCであればMetamaskを起動(機能拡張で追加して)させたブラウザ、スマホアプリならMetamaskアプリ内ブラウザで各Dappにアクセスする。WEBアプリ(Dapp)にアクセスする度にメタマスクが接続を確認してくるが正常な動作なので問題なし。